能登伝統野菜 中島菜 <なかじまな>

中島菜の写真
収穫時期 11月〜4月(主な出荷時期は11月と3月)
中島菜の収穫は11月から翌年4月
  • 旧中島町で食べ継がれてきた漬け菜。
  • 血圧の上昇抑制効果が見つかる。
  • 塩漬けしても花を咲かせると言われる生命力
  • 「なかじま菜」で地域団体商標。

中島菜の特徴

中島菜の栽培風景
 中島菜はツケナ類の一種で葉に刻みがあるのが特徴です。独特のほろ苦さと辛みがあります。
 来歴は不明ですが、旧中島町で明治時代から小規模ながら栽培されており、春先の野菜としておひたしや漬け物として各家庭の食卓で珍重されてきました。
 石川県立大と石川農研の研究で、血圧上昇を抑制する機能性成分を他の野菜より多く含んでいることが確認され、注目されています。
 平成18年11月、農産物では県内で最も早く地域団体商標を取得しました。

その他

機能性
 中島菜には血圧上昇に作用するアンジオテンシンI変換酵素を阻害するペプチドが含まれることが確認されており(石川県立大、石川農研の研究成果)、血圧上昇抑制効果が期待できます。

代表的な料理方法等
 漬け物、おひたしなど

中島菜を使ったレシピ

赤土馬鈴薯の中島菜ピカタ写真赤土馬鈴薯の中島菜ピカタ
【材料数…8】
赤土馬鈴薯 中島菜(葉先) 塩 こしょう
小麦粉 卵 バター パセリ
PDFファイル:172KB
赤土馬鈴薯の中島菜ピカタのレシピを見る
中島菜入り手作り豆腐写真中島菜入り手作り豆腐
【材料数…5】
豆乳(無調整) にがり 中島菜粉末
おろししょうが しょう油
PDFファイル:172KB
中島菜入り手作り豆腐のレシピを見る

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生産者のご紹介

高山 春男さん写真 井田 啓一さん(JA能登わかば中島菜部会)
七尾市中島町で中心的担い手として、水稲24ha、中島菜10a、小菊南瓜10a、能登白ネギ10aを作付け。
中島菜部会の初代部会長で、テレビや雑誌での販売促進活動を行うなど、生産振興に尽力しています。

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お問い合わせ

名称 所在地 電話番号
JA能登わかば 〒926-0015 石川県七尾市矢田新町イ部6番地7 0767-53-8500

栽培協定・条件

栽培場所 七尾市、中能登町
出荷時期 11月〜4月(主な出荷時期は11月と3月)
栽培品種 JA採種種子
品質 葉の刻み及び機能性を品質の基準にしている。
栽培履歴 各農家で記録を実施

生産部会名

(令和4年度)
部会名 農家戸数
(戸)
栽培面積
(ha)
生産量
(t)
販売方法・仕向け先
JA能登わかば中島菜部会 28 2.2 8.4 県内の市場、食品加工業者など