生産者の声 - 農家の方にインタビュー
井田 啓一さん JA能登わかば中島菜部会
七尾市中島町で中心的担い手として、水稲24ha、中島菜10a、小菊南瓜10a、能登白ネギ10aを作付け。
中島菜部会の部会長を務め、テレビや雑誌での販売促進活動など、部会の先頭に立って、生産拡大に尽力しています。
中島菜は、能登半島のほぼ中央に位置する七尾市中島町を中心に栽培されてきたツケナ類の一種で、独特の香りや辛みがあります。
平成15年に中島菜部会が設立され、現在、七尾市と中能登町で約30名の生産者が栽培に精を出しています。
中島菜の種まきは、9月上旬から10月中旬に行います。晩秋には、ある程度の大きさまで成長しますが、収穫はまだまだ。この頃には、葉っぱをちょいと摘んで、味噌汁やおひたしにして食べるだけ。中島菜は畑にそのまま置き、雪の下で深い眠りに入ります。
雪解けの春、20cmくらいに伸びた濃い緑色の新芽をいよいよ収穫します。この時期の中島菜だけがもつ滋味あふれる独特の苦み、甘みを大切にして、地元の人は塩だけで漬け込みます。塩漬けしたあとも花を咲かせるほど生命力が強いと言われています。
降雪により1月〜2月は、露地では中島菜は収穫できません。3月まで中島菜を待ちきれない消費者の声に応えるため、中島菜部会ではハウス栽培にも力を入れています。
中島菜 <なかじまな>の詳細はこちら
中島菜 <なかじまな>の特徴
・血圧の上昇抑制効果が見つかる。
・塩漬けしても花を咲かせると言われる生命力
→ 中島菜 <なかじまな>の詳細
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