能登伝統野菜 沢野ごぼう <さわのごぼう>

沢野ごぼうの写真
収穫時期 10月
沢野ごぼうの収穫は10月から11月
  • 太く、長く、馥郁たる香り。
  • 350年前に伝来。加賀藩の献上品。
  • 崎山半島の土壌でしか作れない。
  • 7日7晩炊きあげた「7日炊き」

沢野ごぼうの特徴

沢野ごぼうの栽培風景
 七尾市の中山間にある沢野地区で栽培されている伝統食材で、普通のごぼうに比べ約3倍の太さがあり、馥郁たる香りと、スジがなくさくさくした歯ざわりと食感が特徴です。
 約350年前に地区の神社の神主が京都から伝わった種を栽培したのが始まりで、加賀藩の献上品として将軍家に献上されていました。
 沢野町がある崎山半島一帯は太古の海底が隆起した土地で、特徴ある粘土質の土で地区の人が丹精込めて栽培しています。 
 ぶつ切りにしたごぼうを7日7晩炊きあげた「7日炊き」、蒸し焼きにしたごぼうをたたきほぐした「叩きごぼう」などの伝統料理があります。

その他

 食物繊維やポリフェノールが豊富で腸の働きを良くし、美肌効果・老化防止などに有効な食物といわれています。酢ごぼう、きんぴら、かき揚げなどの一般的なごぼう料理の他、ぶつ切りごぼうの「7日炊き」、蒸し焼きした後叩きほぐした「叩きごぼう」などの料理があります。また、パウダーに加工し、クッキー等の菓子類があります。

沢野ごぼうを使ったレシピ

沢野ごぼう人参のわさび和え写真沢野ごぼう人参のわさび和え
【材料数…8】
沢野ごぼう にんじん 黒ゴマ 塩 酢 しょう油
みりん わさび
PDFファイル:152KB
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生産者のご紹介

中川 武伸さん写真 中川 武伸さん(沢野ごぼう生産者)
七尾市沢野町で沢野ごぼう5aを栽培しており、初代組合長を務め、グリーンツーリズムの企画・運営、商品開発など、沢野ごぼうを核とした村おこしに尽力している。

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お問い合わせ

名称
沢野ごぼう事業協同組合

栽培協定・条件

栽培場所 七尾市崎山半島の沢野地区周辺
出荷時期 10〜11月
栽培品種 在来品種および柳川理想
品質 根長90〜100cm、直径2〜3cmで太く、長いものを選定している。
栽培履歴 各農家で記録を実施

生産部会名

(令和元年度)
部会名 農家戸数
(戸)
栽培面積
(ha)
生産量
(t)
販売方法・仕向け先
沢野ごぼう事業協同組合 20 0.3 - 直売所